大阪府 貝塚市。心霊スポット 一龍旅館。
池の中にポツンとある廃旅館。
夜の月夜では探すことも困難である一龍旅館は僅かな情報を頼りに探し当てることに
成功した!今宵も恐怖の心霊現象をあなたのお手元に・・・・
【手がかり】
web上の手がかりを元に一龍旅館を探す。
深夜2時を回っており、連続のスポット検証は慣れているとはいえ流石に体力的にキツイ。
龍鳳『褒姒さんが調べた情報だとこの辺りなんですが・・・?』
確かに池があり、フェンスがあり状況は似ているのだが・・・?
褒姒『あの道怪しくない?そこ上って行こう!』
意気揚々と道を指し示すが登った先は公園であった。
確かに公園情報が載っていたが、闇夜の空間は思ったよりも旅館発見に手こずってしまう。
龍鳳『ココからは車で探すのは限界だから!徒歩で行きますよ!』
褒姒『えっえ~!!!』
とっても嫌そうな褒姒さんを車から引き摺り降ろした一行、嫌がる褒姒を一匹引き連れてフェンス辺りから旅館を探す。
【発見!】
フェンスまで来ると薄っすらではあるが、旅館らしき建物が池の奥にひっそりとその存在を現している。
どうやってあそこまで辿り着くことが出来るだろうか?フェンスの脇から入り込もうとチャレンジするが・・・褒姒先生が挟まってますけど!!!
断念である。
次は公園側からのTRYである。
龍鳳『確かゴミ山があってそこを越えると旅館があると言うのだが・・・』。
確かにゴミ山があった。
小雨が降っている為かゴミ山も足元が緩んでいるようだ。
少しづつであるが足元を確かめながら昇っていく。
『ボスッ』と気の抜けたような音がしたので右側を見ると・・・・・・・『先生!!褒姒先生が埋まってます!!!』と
スタッフの1人が言い出した。
確かに指を指す辺りを見ると、ピグモンのように手足をバタつかせている褒姒先生が居た!
全員が行けないとなると、ここも断念である。
次のルートは、先ほどのフェンスまで戻り、道路を少し歩くと工事用だろうか?仮説ハウスが建っている。
その脇から行けないかと隣りの空き地から再度TRY!
途中ワンコに吠えられながらも何とか一龍旅館らしき建物の直ぐ近くまで来る事ができた。
全貌をあらわにした一龍旅館
【検証開始】
建物の位置は少し目線より高いのは地盤が盛っているからだろう。
一龍旅館まではの道は月日の変化の為か、起伏が激しく更に、雨が地盤を緩ませて一筋縄では行かない。
ただ幸運だと思えるのは・・・こんなこともあると予測して長靴を履いていたことだろう。
ゆっくりと足を滑らせるようにヌルヌルした土の上を上ったり降りたりと一龍旅館に近付いて行く。
急にかん高い声が闇夜にコダマする。

声の主は一応女性のようだが・・・・
今回参加した女性と言えば→褒姒先生である。
龍鳳『大丈夫かー!』と声を掛ける。
褒姒『大丈夫な訳ないでしょ!!早く手を貸してよ!』
手を貸せと言っても?小さなコブ山を二つ程越えた所にいる龍鳳は・・・もう入口そこなんですけど・・・と思っていると。
褒姒『早くしてよね! こんな所に尻餅ついちゃってどうしてくれるのよ!!!』
どうしてくれるの?と言われてもと思いつつ 渋々褒姒先生の所まで転びそうになりながらも手を貸しに行く。
数分がたち褒姒先生の目の前に立った龍鳳だが、手を貸そうと差し出すと・・・・。
手と手が触れあいガッチリと手を握り龍鳳が引っ張ると・・・
渾身の力を込める龍鳳だが褒姒先生は力が入らないのか全く起き上がって来ない。
火事場のくそ力と更に力を込める。
やっとこ褒姒先生が持ち上がり起き上がってきた。
だがその反動でつるっと龍鳳の足元が滑ってしまった。
褒姒『なにやってんですか? 先生 さっさと行きますよ』
助けて貰った龍鳳を放ってすこすこと歩いていく褒姒。
龍鳳は何故私を助けてくれぬのか・・・・せめて暖かい言葉でも・・・・
褒姒『置いて行きますよ 龍鳳先生!!』と釘を刺されてしまった。
ふと我に返り起き上がる龍鳳
龍鳳は少し不機嫌気味なったが、次は助けてやらないと心に誓い取材を開始する。
【検証開始】
まずは外周から始める。
建物周りもぬかるんでいてとても歩きにくい。
池もすぐ近くにあり油断すると転んで転落しそうになる。
この場所に行った時期は冬。
関西とはいえ池に落ちると水の冷たさで体力をそうとう消耗してしまうから気を付けなければいけないと
周知徹底する。
世間では冬というと心霊もお休み?と思う人も居るが霊事に季節は関係無い。
【男性の霊】
1階のある部屋を撮影した写真である。
円内に男性の上半身が写りこんでいる。
おかっぱのような髪型に白いTシャツを着ている。
一瞬そのTシャツはYG? グンゼ?と聞いてみたくなったが、霊にジョークは通用しないとギャグは止めました。
一説によるとこの旅館の木に首吊り自殺をしたとか?・・・
褒姒先生「この部屋には木が無いんですけど!龍鳳先生黙って考えている気でしょうが。思いっきり声に出してますよ。霊にも聞こえてるんでくだらないジョークは止めて下さい。ジヤオを10回連続で言って下さい!
もちろん早口ですよ!」
龍鳳『ジヤオジヤオジヤオジヤオジヤオ・・・オヤジ・・・あっ オ・ヤ・ジですか・・・・』
暫く無言で居た褒姒が龍鳳にこう言った。
「まっ そんなもんですよ。 先生いじけないで下さいよ本当の事だから」
グサっと龍鳳の心に一本の矢が放たれた如く褒姒の言葉が突き刺さる。
続けて褒姒が「あっ あの男性の方私が話しつけといたんで。龍鳳先生次行きますよ!次!」
龍鳳『私の出番が・・・』
【廊下】
一通り外周部分の調査が終わり内部の検証を開始する。
写真で見た感じではそれほど傷みがないように思われると思うが実際は老朽化がかなり進んでおり、異臭も立ち込める。
湿度も高く内部はじめじめしていてより一層妖しい雰囲気が漂っている。
誰かが褒姒の方を叩く。
褒姒『誰か私の肩を叩きました?』
皆が首を横にふる。
再度歩きはじめる。
褒姒『またっ 誰か?』

と再度怒った表情で褒姒が皆に聞く。
皆は又首を横にふる。
しかし、先ほど同様褒姒先生の後ろには誰も居ない。
気を取り直して歩き始める。
少し歩くと誰かが褒姒の肩をまた叩く!
褒姒がゆっくりと後ろを振り向くと、そこには指があった。

褒姒先生の悲鳴が一龍旅館内にコダマする。
それに釣られるかのように

と今度は違う男性の声で悲鳴をあげる。
褒姒が落ち着いて言う。
「やっぱり、龍鳳先生でしたか?そんなんで私をビビらそうと思っても無駄ですよ!無駄です。」
その後10分程褒姒先生のお説教タイムで龍鳳先生はこってりと
絞られたのであった。